180人の主婦パート営業部隊が大活躍！【ミサワホームイング（株）】第４回

＜＜　目次　＞＞

HAを正社員に登用、さらに強い営業部隊に

「HAの年収は、時給だけなら、いわゆる103万円、130万円の壁に当たる人はいません。

ところが、仕事ができるようになり、インセンティブが増えてくると、ひっかかってきてしまいます。

この扶養の枠を超えて働くのか、それに至らない範囲で働くのかは、本人や家族の事情次第ですが・・・」

会社としては、できる人には頑張ってほしく、これに制限をかける制度に長年苦慮してきた経緯がある。

「であれば、いっそのこと正社員に登用し、職域を広げて、よりしっかりと貢献してもらおう」という考えだ。

「HAは、お客さまのことをよく知っていますし、例えばローンの話一つとっても、新卒新入社員が話すより、圧倒的に信頼感があります。

これから、介護用のリフォームなども増えてくるなか、生活経験豊富なHAに、さらに踏み込んだ正社員の仕事をしてもらう価値は高いと考えています」

会社が求める成果と、働きやすさを共に追求したHA制度、SHA制度をより強固なものにしつつ、「相手に関心を持つ」ことによるコミュニケーションを高める。

そうして力を蓄えた、会社を想い、仕事が好きで、もっとたくさん働きたいHAを、より柔軟な人材活用の仕組みを導入しつつ、しっかりと戦力化していく。

柔らかな笑顔をたたえる高塚さんの、頭の中の構想は強固である。

[終わり]

180人の主婦パート営業部隊が大活躍！【ミサワホームイング（株）】第３回

望まぬ職場異動で得たパートのやりがいと限界【園丘真美さん（仮名）】

顧客アンケートで「心を通い合わせる」経営手法【長野第一ホテル】第４回

2017 07 05

＜＜　目次　＞＞第１回　老朽・閑古鳥ホテルを黒字化、賃金アップできた理...
顧客アンケートで「心を通い合わせる」経営手法【長野第一ホテル】第３回

2017 07 05

＜＜　目次　＞＞第１回　老朽・閑古鳥ホテルを黒字化、賃...
顧客アンケートで「心を通い合わせる」経営手法【長野第一ホテル】第２回

2017 07 04

＜＜　目次　＞＞第１回　老朽・閑古鳥ホテルを黒字化、賃...

プレゼント